金型部品製造事業 プレス製造
プレス製造では、プレス機による金属塑性加工に使用される金型関連部品の開発、製造を行っています。パンチ&ダイ、ガイド、スプリングなど、多種多様な製品を扱っており、なかでも実際に金属の成型を行う部分であるパンチ&ダイ(標準品)では、国内トップクラスのシェアを確保しています。プレス金型関連製品の製造は、駿河精機設立の2年後、1966年から手掛けている主要事業であり、コアコンピタンスである“精密加工技術”を培ってきた当社の土台。現在は切削、研削、研磨といった加工技術に加え、製品開発、設計、品質管理など、すべての事業プロセスに磨きをかけ、決して他社が真似できないトータルな技術力の獲得に努めています。
また、自動車や家電など、幅広い産業が最終需要者となるプレス金型部品事業においては、グローバル化も大きな使命。すでに、ベトナム、アメリカ、韓国、中国、タイ、インドなどに工場を設け、日系企業、海外企業に部品の供給を行っています。 今後も、高品質、短納期、多品種小ロット生産を推し進め、世界レベルで頼りにされる金型部品メーカーとして、事業を展開していきます。
金型部品製造事業 モールド製造
プラスチックや金属を溶かして金型(モールド)に流し、形をつくる。身の回りにも数多く存在するプラスチック製品のほとんどは、このような射出成形で加工されています。金型は、その良し悪しで品質、コストを左右する、重要な生産ツールです。
金型製造社(モールド製造ユニット)では、プラスチック金型やダイキャスト金型の主要部品であるコアピン、エジェクター、ゲート関連部品など様々な金型部品の開発、製造を行い、金型製造業、成形加工業を幅広く縁の下で支えています。我々の強みの一つが、部品一個から多様な追加工も含め、短納期、低価格でお客様に部品を提供できる”ものつくり”。
プレス金型部品事業で培った”精密加工技術”や”短納期一個流し”を存分に活かし、部品要求に合わせた工法開発などを加え、ミクロン単位の精度で高品質な製品を国内外の工場で生産、短納期で海外のお客様も含め、安心して使って頂ける部 品を供給できる体制を構築しています。これからもお客様のニーズにあわせた、部品開発、高精度化、生産効率化、グローバル化を推進していきます。