仕事の内容について
「光関連機器製造事業」という部門で、ステージ技術の仕事に関わっています。ステージ技術というのは、機器の精度を高めるための技術です。たとえばスマートフォンのカメラ。本体の中にカメラを取り付ける基盤が入っていますが、どこに取り付けるかによってカメラの精度が大きく変わります。どこに取り付けるのが最適なのかを決める装置をつくるのが私たちの仕事です。

自分の仕事の面白いところは?
ものづくりを好きになったプラモデルには、部品を揃えて、形をつくり、人に見せるという工程がありました。今の仕事にも通ずるところがあります。技術部門でありながら、商品の企画構想から、完成した商品を営業部門と一緒に販売するところまで、ものづくりのすべてに関われる。あらゆる工程に立ち会って、組み立てている感覚が面白いです。
1から10まで関わるからこそ、技術の仕事“だけ”では成長できないのが難しいところ。でも、企画するからこそ経営の視点が、販売するからこそプロモーションの視点が身につくのは、キャリアを築くうえで強みになっていると思います。

今後、駿河生産プラットフォームで取り組みたいことは?
新しいプロジェクトを成功させる力を磨いていきたいです。新しい構造を生み出すためのアイデア力、プロジェクトを前に進めるための管理能力、トラブルシューティングのための実行力など、ほしい力を上げたらキリがないですね。毎年1つは必ず出てきます。「自分がもっとこうなら…」と悔しく感じることもありますが、新しいチャレンジを与えてもらっている証なのかもしれません。期待を持ってもらえるように、まだまだ学び続けていきます。
