海外で活躍できる技術者を目指して入社
大学では機械工学を専攻していて、研究室でミスミの製品を使っていたこともあり馴染みがありました。世界で活躍できる技術者になりたいと思って就職活動をしていたので、若いうちから海外出張の機会があると会社説明会で聞き、駿河生産プラットフォームを志望しました。入社後半年間の現場研修では、会社のこと、製品のことをじっくり知ることができ、いろいろ経験してから配属先の希望を出せるところにも大きな魅力を感じました。
現在は、光学製品の設計・開発を担当しています。研修時に製品の組み立て作業に携わらせてもらったのをきっかけに興味を持った部署でした。
設計部門に配属され、自分が設計したものを現場で組み立て、評価や試験まで、一連の開発を担当しています。サイズなどを決めるところから始まり、形になるまで見届けることができることがとてもおもしろいところです。
上司に相談しやすいのがありがたい
現在は新製品開発のプロジェクトに携わっています。既存の製品をアップデートし、進化させるためのプロジェクトで設計全般を任されています。やりがいもありますが、まだ知識も勉強も不足している部分が多いので、不安に感じることもあります。しかし、定期的に開かれる部署内の勉強会に参加したり、希望すれば外部の講習も受けることができるので、勉強の毎日ですがとても充実しています。何より、上司に相談しやすい環境なのはありがたいです。

営業担当を通してお客様の声を聞くこともあり、納期や製品について褒められたときには、やってよかったと思えるし、モチベーションにもなっています。また、現場の作業者から「組み立てやすくなった」と言っていただけることも、自分の経験を活かし、工夫した結果から得られるものなのでとてもうれしく感じます。
他の分野も勉強しながら考える多様なキャリアプラン
まだまだ学ぶべきことはたくさんあり、日々勉強ですが、長く働きたいと思える会社です。女性エンジニアの数はまだまだ少ないですが、同じフロアには別の部署の女性もたくさんいて働きやすい環境です。若手社員も多く飲み会をしたり、バーベキューに行ったり、仲はとてもよいと感じています。困ったことがあれば、気軽に相談できる環境なので、一人で悩みを抱え込むこともありません。
今後は自分の専門分野だけでなく、他の分野も幅広く勉強して、より光学技術のおもしろさを追求したいと思っています。自分が設計した製品をカタログに載せることが、以前からの目標です。入社2年目で新製品開発プロジェクトのメンバーになったときは、とても大変でしたが、完成したときのうれしさは言葉に表せませんでした。世界最小を目標に開発を進めていた製品ができあがったときには、社内でも高く評価され、「世界で唯一の製品を作る」という貴重な体験をしました。こういう体験を積み重ねていきたいと思っています。
自分で形を決めて一から設計できる会社
ミスミという会社名は一部の人には知られているけれど、駿河生産プラットフォームという会社名は浸透していない気がします。ミスミのマザー工場だと説明することもありますが、そういった説明がなくても、会社名を聞いて製品をイメージしてもらえたらうれしいです。そのために、設計に活かせる電気や光学の分野をしっかりと学びたいです。

自分で形を決めて一から設計できる会社は、なかなかないと思っています。製品になるまでの過程を見ることができるものづくりは、本当に楽しいですし、やりがいもあります。製品の凄さを知ってもらうためにがんばりたいです。短納期を強みにしているので、開発納期が短い製品も多いですが、そんなときにはチーム全員で協力して進めています。一人で黙々と作業するエンジニアも多いですが、設計は一人でできるものではありません。電気や光学など様々な分野の人たちと相談しながらやらないと進められない仕事が多いので、コミュニケーションはすごく大事だと実感しています。「報告・連絡・相談」の「ほうれんそう」がきちんとできる人。基本的なことですが、会社にとって、チームにとって重要な資質のひとつです。